同窓会長退任ご挨拶

同窓会の皆様へ

同窓会会員の皆様、如何お過ごしでしょうか?当会も創立34年を超え、まもなく35年を迎えようとしているところです。会員の皆様の中には学位を取られたり、出世された方も多数いらっしゃることでしょう。

同窓会が熟成し、私達の年齢が上がって来ていることで、我々世代がお世話になった先生方が定年を迎えたり、亡くなられたりしております。今現在では、我々同窓会幹部でも、初めて目にする教職員の方々もいるほど大所帯の組織となっています。

そして、残念ながら同窓会会員の中にも、何名か亡くなられている方の報告も受けております。

本当に年月の経つのは早いものだとつくづく感じています。

同窓会の一役員として仕事を行い、有益だったのは、学院の成長・発展・学科の増設に立ち会えたことです。そして、社会人として、教職員と交流が出来たこともそのひとつで、学生の頃には経験できなかったことです。さらに、私達が入学した頃、大和町(魚沼市)の雪の多さに驚きを感じましたが、近年雪の量が徐々に少なくなって来ていることも実感できましたし、浦佐スキー場が廃止されたことなども他の同窓生には分からない情報などもリアルタイムで知ることが出来たことです。

また、本来は知ることのできない後輩達と接点を持てたということでしょうか。入学式、卒業式や謝恩会で顔を合わせることが出来たことは、同窓会パーティーとは違った接点になりました。

今現在の学生さんとは校舎ですれ違う時、学生の方からきちんと挨拶をしてくれます。教育が良いのか、学生の質が良いのか分かりませんが、私達が学生の頃に果たして出来ていただろうかと反省もしています。挨拶が出来るということは、社会に出た時に歴然とした差となって自分の身に現れることでしょう。

私も昨年5月に同窓会会長を臨床検査科7期の青木康博さんにバトンタッチを行いました。

若い世代の方が幹部に入ることで、新しい考えを持ち同窓会を盛り上げ、学校側と協力し合い、SNSなどを使った同窓会会員同士の交流が出来ることと思います。

新会長となった青木さんも、気負うことなく、マイペースで同窓会の仕事を行って行けば良いと考えております。

最後に、来年には全体的な同窓会パーティーを企画しておりますので、会員の皆様や教職員の方々に可能な限り参加していただけるよう都合をつけて頂きたいと願っております。

今後とも、同窓会活動にご理解と、同窓会幹部にご協力をお願い致します。私も、微力ながら何かの際には協力させていただくつもりです。

そして、会員皆様のご健康とご多幸、ご活躍を祈念しております。

前同窓会長 柴崎 洋一
臨床検査技師養成科2期生